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挿し木の方法

挿し木の方法の画像

挿し木というのは、植物の根が付いていない部分を切り取って不定根や不定芽を発生させるという方法です。
全ての植物に挿し木が必要というわけではありませんが、観葉植物ではサツキやドラセナなどに挿し木が必要です。

家庭菜園を楽しむのであれば、さつまいもやパイナップル・バナナなども挿し木が必要とされています。
切り取った部分は、挿し穂と呼ばれます。
繁殖方法としては、その他に接ぎ木や取り木・実生や株分けなどがあります。
育てている植物の種類によって繁殖方法が異なるので、注意するようにしましょう。

挿し木の長所としては、良木であればその遺伝子を引き継ぐことが出来ます。
種の状態から育てるよりも、簡単に早く芽や実を付けることが出来るという利点もあります。
ですが、反対に親木の年齢が高まると挿し木の成功率も低くなってしまいます。
それに種類によっては、挿し木が難しいものもあります。
挿し穂には、前年春に伸びた枝で今年冬に休眠に入ったものを使用します。

花芽が付いてなくて、葉芽が多い枝を選ぶようにしましょう。
挿し穂を消毒液に浸けてから軽く水洗いし、鋭利な刃物で斜めに切断します。
その後で水に1時間ほど浸けて吸水させますが、あまり長い時間浸けないように気をつけましょう。
挿し木で大切なことは断面を壊さないように、必ず鋭利な刃物を切り落とすようにします。
植物の種類によって、挿し木の難易度も変わってきます。
まずは、簡単な成功率の高いものから挑戦するようにしてみてください。

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